注文住宅で失敗しないためには、注文住宅づくりを成功させるための注意点として、こだわり条件の優先順位やプランニングを十分に熟考することがとても大切になります。
注文住宅には優先すべき順位をつける
建売ではなく注文住宅を建てようという方は、色々なこだわり条件があると思います。そうした明確な目的意識は大切ですが、予算に限りがあるなら、優先順位を決めることがとても重要です。
色々なことにこだわりすぎて、1番重要なこだわり箇所がおろそかになってしまわないよう、優先順位を十分に考える事が大切です。思い切って、重要度が低いこだわりは、きっぱりとカットすることも大切になります。
細部までこだわり過ぎて、希望の注文住宅と異なってしまう可能性もあります
たとえば、
・こだわり条件がありすぎて、当初の予算をオーバーしてしまった
・採光にこだわり過ぎて、夏場に室内が高温になり、冷房効率が悪くなってしまった
・アクセスを優先して土地を選んだが、財政状況が悪いことが後でわかり、将来の税金などに不安がある
注文住宅で失敗しないためのプランニング
業者と親密なコミュニケーションを図ることの重要性
家を建てる際にもっとも重要なことは、優良な業者、優良な営業マンと出会えるかということです。
実際に向き合うのは、工務店などの営業マンになりますが、頻繁に連絡がとれる/説明が丁寧で詳細/地域の事情に精通している、といった点を中心に、信頼できる業者かどうかをチェックしましょう。
料金面も大切ですが、最終的に後悔しない注文住宅を建てるには、『人』が大切になります。
自分の家族にとって本当に必要な設備を見極めることの重要
注文住宅をプランニングしていると、カタログやショールームで最新設備を目にすると、これも欲しいあれも欲しいと欲が出てくるものです。
しかし、新居の暮らしで本当に必要なのか、冷静に判断しないと、すぐに予算オーバーになってしまいます。 例えば、キッチンなど水回りは最新で高機能なアイテムがよく見えるのは当たり前ですが、滅多に使わない機能まで装備している必要がないのです。
家族のライフスタイルを十分に考え、設備1つ1つの重要度を再チェックしましょう。
間取りや収納で、将来を考えることの重要性
子どもの成長や老後のことを考慮すると、部屋数を多くするという考え方もありますが、壁や柱を増やすより、広めのスペースを使った方が使い勝手がよくなる場合もあります。
収納については、入居に入れる家具類との兼ね合いも重要です。
部屋の寸法に合わせた家具を買うのは当たり前ですが、収納に関しては必ずしもジャストサイズの家具が見つかるとも限りません。
家族の将来のことを十分に考え、間取りや収納を考えることはとても大切です。
家族の生活にマッチした家づくりを考えることの重要性
家づくりで失敗しないためには、こだわり条件を明確にして業者に伝え、専門家からのアドバイスを受けることです。それをもとに、優先順位を検討すれば、予算の範囲でベストな結果に辿り着けると思います。
検討する際に注意したいのは、外観の見た目やグレードなどをベースに判断してしまうことです。あくまで基準としたいのは、そこで暮らす自分たち家族の生活をイメージすることです。
